クララの不動産歩行紀

クララがトンカチとノコギリ無双をする。そんなブログです。

#23 試算表。貸方と借方?たぶんおいしいよ2

さてさて、前回の続きになります。

 

前回は、

物件見つけた

公庫行った

試算表を資産表と勘違いした

試算表とはなんだ?

DIYするか

 

という流れでしたね。

 

なので、試算表作りますよ!!!

 

まず試算表ですね。

 

下記の通り、こんな感じのものです。

 

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試算表

見た感じよくわかりませんよね。

 

でも何となく当てはめていこうとしたら出来そうじゃないですか?

 

じゃあやってみますか。

 

クララのGoogle調べによると

得るものを『借方』

支払うものを『貸方』

 

らしいです。

 

 

ふむふむ。

じゃあ振り分けてみるか。

 

上の例でみると最初に現金がありますよね?

10円持ってるとします。

 

さて、

 

 

?????

 

どうやって振り分けるの?

所持してる10円。

ってことは得るものとして見ていいのかな?

 

じゃあ借方!

 

よし、次

 

資本金見てみよう。

 

資本金も得るものだよね?

 

借方!

 

、、、!?

 

違う。

貸方に数字が振られてる。

 

 

ここで僕は自分の試算表を作っているときに混乱しました。

 

貸方と借方の泥沼にはまったのです。

 

 

ですがオギーさんに相談したりシアンさんとのZoomや、ツイッターでの暖いリプを頂き、

 

必死こいて自分なりにYouTubeで勉強しました。

 

 

 

ということで、もう一度作り直してみましょう。

 

まず大前提に、試算表は仕分けをしないと作成できませんw

 

さっきみたいなやり方じゃ絶対にできませんw

 

ここで僕が実際に使用した勘定科目を使って作っていきましょう。

 

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勘定科目

順番が適当ですけど気にしないでくださいw

 

さすがにこれは説明しなくてもいいですよね。

 

 

次は仕分けです

 

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仕分け

 

勘定科目の『賃貸料』はどのようにして手に入れたかです。

 

例でいうと

「賃貸料10円を現金10円で手に入れた」

になります。

 

で、たぶんここでも混乱が始まりますw

 

なぜなら最初のほうでも説明した通り

得るものを『借方』

支払うものを『貸方』

 

と分けるからです。

 

とすると、得たものは?

 

そう。

現金も得ているし賃貸料も得ていますwww

 

減るものねーじゃん!

 

ってなりますよねw

 

 

逆に支払ったものは?

 

なにもねーw

 

ってなるわけですよ。

 

 

ですが、大前提のルールとして

借方と貸方は同じ金額にならなければならないのです。

 

賃貸料得ただけだから得たほうに10円、減ったもの無いから反対側は0円でいいや。

 

みたいなことは出来ないわけです。

 

 

じゃあどうすればいいんだよって話ですよね?

 

 

これですね。

仕分けるアプローチが大切なんですよ。

 

さっきまでの見方だと、

借方はコレ、貸方はコレみたいなやり方ですよね。

 

 

そうじゃなくて実は

「勘定科目からアプローチ」

すればいいってことに気づいたんです。

 

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アプローチ方法

 

上の表のように

1のアプローチだと確実に混乱します。

なので2の勘定科目でからアプローチしましょう。

 

 

そして次の表

 

 

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めっちゃ簡単なフローチャートなんですけど

 

先ほどと同じように賃貸料の仕分けをしますね。

 

「この賃貸料という科目を得るために(得た結果)財産はどうなりましたか?」

 

答えはYES

 

ということで賃貸料は貸方に振ります。

 

てことが分かれば後は何で得たか(現金とか口座とか)

を反対側に入れるだけ。

 

わおw

簡単w

 

もう一つ例を出しますね

 

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「修繕費という科目を得るために財産は増えましたか?」

 

もう少し砕いていうと

「修繕で職人が頑張って直したその結果を得た代わりにあなたの財産は増えましたか?」って感じかな

 

答えはNO

 

財産は減ったので借方に修繕費を振ります。

 

そしてそのための対価(現金や口座残高)を反対の貸方に何も考えずに振るだけです。

 

なにそれww

ちょーかんたんじゃんwww

 

 

そうです勘定科目の内容を得るためにあなたの財産がどうなったのかを振り分けるのです。

 

ちなみに『現金』とか『口座残高』などの直接的なお金は

最後のお楽しみに取っておきましょう。

 

まあ現金という科目を得るために財産増えましたか?→YES

でもいいですけど

 

借方   貸方

現金10 10現金

 

みたいに一生終わらない戦いになりますのでwww

 

ということで金額は適当ですけど全部仕分けしました。

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仕分け

 

借方貸方を見ながら決めるのではなく

必ず黄色の勘定科目を基に仕分けていって下さい。

 

仕分けが終わったのでやっと試算表に移れますね。

 

それじゃ次の表

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赤が借方、青が貸方

現金とか、残高とかがすごいたくさんありますよね?

これをすっきりさせて仕分けを2個1にしたものが合計試算表です。

左右の数字を色の群ごとに通算して試算表に振り分けます。

 

 

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試算表

ここに通算した数字をはめ込みます。

仕分けで左右同じ数字を入れていたので、当然合計が一緒にならなければなりません。

 

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試算表

 

通算して金額をはめ込みました。

もちろん合計も同じ数字ですよね。

 

エクセルの関数使えば簡単にできると思いませんか!?

 

これが素人が深夜まで借方と貸方を眺めていて気付いた法則の結論です。

 

法人1期目の融資に役立ってくれるととてもうれしいです。

 

 

 

 

 

 

ま、合ってるか知らんけど。

 

 

そもそも作り方は理解できたけどこの数字みて財務状況がどうとか全くわからんけど。

 

ただ作るだけで使い方知らんけど。

 

 

こんなオチでごめんちゃい。

 

現場からは以上です。